社会人留学の不安とビザ却下の実際の所

こまかな事務処理はみんな共通してもれなくやらなくてはいけない事で

あまり個人で内容が変わるものでないので割愛します。

※こまかな書類準備などについては今後追加予定です。

自分が移住するまで不安に思っていた事や、情報の少なかった部分をお伝えします。

この情報はニューヨークに関してのものです。

前提条件

1.出来る限りビザ発給の可能性を高める。

2.費用は最小限にする。

3.純粋な日本人で英語力も乏しく、現地に協力者はいない。

 

渡米前に感じる不安点・ネットで見る懸念点

トランプ政権になってからビザ取得が難しい。

拒否されたら数年は再申請不可。

年齢や性別、職業によって不利な場合がある。

30代で語学力向上の為の申請では、遅すぎると判断される。

特に美容師や料理人などは、渡米後に労働許可なしで働く・働ける可能性があるので

拒否されやすい。

格安語学学校では、滞在を目的とした学生ビザ取得と判断されてビザを拒否される。

家はどうしよう。高いけどエージェントあるいはアメリカの日系不動産に相談する。

不安点解消法あるいは実情

年齢や性別、職業

これらが判断材料になるのは事実だと思いますが

移住後NYで沢山の学生ビザ持ち美容師に出会いました。

また、40代から60代男女問わず様々な人が居て

彼らはトランプ政権中にビザを取得した人たちです。

自分の状況に悲観的になり夢を諦めることはありません。

ネットでは不利な情報が目につくと思いますが

実際には様々な人がニューヨークに来て学んでいます。

語学学校

ビザ取得時に、入学先の語学学校のI-20（入学許可証）を提出します。

留学エージェントに行くと以下のように言われます

『発給する際の判断材料の1つになっていて、格安学校では許可されにくいので

大手学校(学費1ヶ月2000ドル)が信頼度が高く、大学への進学率も高いのでビザ取得は有利です』

嘘ではないと思いますが、紹介者のマージンを取るビジネスをしているので

費用の高い所に斡旋したいという気持ちが背景にあるのは想像できます。

ちなみに、学費の幅としては、月400−3000ドルです。

おそらく多くの学生が月2000ドル程度の学校へ最初の3−6ヶ月在籍。その後格安校へ転校します。

結論から言うと、月400ドル程度の学校でI-20を申請してビザが許可された人は居ます。

しかし、一生で一度のビザ審査なら少し安全策を取りたいと思うのが心情です。

解決方法としては、

最初の3ヶ月間は大手学校でI-20取得してビザを取り

渡米後1ヶ月ほど経ったらで中退し返金を受けて、格安校へ転校することです。

これは、渡米するまで自分の選択肢になかったのでお伝えしたいと思います。

なんとなく支払った学費に関しては、そのまま全うしようと考えてしまいますが

社会人ニューヨーク留学の場合は、手元の残金イコール滞在可能日数なのでとても大事です。

少しでもお金のかからない方法を取りましょう。

※ただ、エージェントを通す場合は途中で学校を辞めると違約金を取られる場合があるので注意してください。

これは、自分の経験した方法ですが

他にもCUNY系列付属語学学校であれば信頼度も高く費用もそこまで高くないので

自分のリスク因子と天秤にかけてどこまで安全策をとるか慎重に判断してください。

渡米後の住居に関して

純粋な日本人で英語力も乏しく、現地に協力者はいない。

その場合に、日系の不動産やエージェントなどに依頼すると高い。

どうしても楽に安全、便利にって手段はお金がかかるものです。

私の場合は、渡米前にmixbなどの日系掲示板で募集をしていましたが

どうしても現地にいる人や、お金を納めた人が優先されて

家を部屋を決めることは出来ませんでした。

相手の立場からしたら不安ですし、気持ちも理解できます。

なので、渡米最初の3日間はAirbnbで宿泊先を確保して

その期間の間にmixbで内見のアポを何件も作っておいて

お部屋を決めました。

私の場合は2日間で3件を見て回りどれも満足しませんでしたが

とりあえず決めて生活を始めました。

実際に内見をしてから決められるこの方法をとって良かったです。

特に、初めてニューヨークに実際に住む人は

日本との家の雰囲気や設備の違いに驚かされます。

最初はすべてがショッキングだと思います。

基本的に建物は古くめちゃくちゃ汚いです。

最悪すぐ出ても良いので取り合えず一番マシな所に決めちゃいましょう。

そのうち好きなエリアが出来たり、友人口コミで良い家に住めたり

長くいることで今よりも選択肢が確実に増えますので。 

そして、最初のうちはmixbで良いと思うのですが日本語のみの限られた情報なので

慣れてきたらcraigslistやstreeteasyなどの別の方法も含めて探すことをオススメします。

選べる物件数は格段に増えますが、タックスナンバーなど経済力の証明手段がない外国人は1年分の家賃を保証金として納めないといけない場合が多いので

留学生や短期貸しに慣れているmixbは融通がきく所はメリットです。

ただ、格安物件は違法のベースメント物件だったり、5人でバスルームシェア（平均3人以下、人数少ないほうが快適だし気を使わない）

掲示板募集時に記載のなかった管理費やエアコン代等の様々な名目で、

後から100ドル近くプラスされる場合もあるので注意して下さい。

どうにかなる

私もそうでしたが渡米は前はネガティブな情報が多く

わからないことは悪く推測してしまいますが

心から留学を熱望して自分に必要と思えばすべてうまく行きます。

それと同時に確実に悪いことも起きるので、

その時に強い情熱がないと海外生活は乗り越えられません。

自分の環境を理由に留学を諦めるようとしているのであれば

その必要はありません前向きに頑張って下さい。